2021年02月03日

現代の「カポー」

池上彰という人は、語り口調が大変穏やかで、温厚な人柄のように見えるし、なんでも知っている賢そうな人というイメージもあるし、おまけに「NHK出身のジャーナリスト」という看板があるから、多くの人が信用してその言葉に耳を傾けてしまったのだろうと思います。

けれど、私はずいぶん前からこの人が話す言葉は、別のルートで私が聞いた話とだいぶ違うな、という違和感があったのでまともに信じる気持ちにはなれないでいました。
私の中ではこの人も、「現代のカポー」なのだという認識でずっと過ごしてきました。

「カポー」というのは、以前ご紹介したヴィクトール・フランクル氏の「夜と霧」という本の中で知った言葉です。
ナチス・ドイツのユダヤ人収容所でフランクル氏ら多くのユダヤ人が耐え難い状態に置かれていた中で、収容所の中のごく一部のユダヤ人だけは身の安全を(当面は)保障され、それなりに優遇された生活を送ることが出来ていました。彼らは、支配者であるナチス・ドイツの軍人の言葉をすべて受け入れ、ナチス・ドイツの軍人が喜ぶようにだけ行動し、そして同じ民族である収容所のユダヤ人たちを厳しく管理し続けました。その者たちが、「カポー」と呼ばれた人たちであったそうです。

私は、つい最近も米国の大統領選のニュース解説などに登場する ”アメリカの政治に詳しい識者” たちを眺めていたとき、「あぁ、この人達はカポーなんだな」と理解しました。

ところで、その池上彰氏がカポーの面目躍如たる発言でネットの世界で大きな話題になっていると知りました。

米国の大統領選に関して、少しまともに事実関係を押さえている人なら明らかにウソとわかる話を、平然と言い放ったということです。もちろん、バイデン氏のことは持ち上げ、トランプ氏を貶める方向で。


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同じNHK出身である和田議員もこんな風に発言しているけれど、


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彼らはカポーなのだと理解できていれば、これに返答した次の一般の方の意見のほうに、より共感できます。



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今回のことで多くの人が、池上彰という人は信用できないと気づいたと思います。
一方で、テレビのこの池上氏を信用し続けている善良な人々もいまだ多いことでしょう。


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2021年02月01日

厳寒期

ちょっと前まで、春のような暖かな日が続いていたので油断していたら、また氷点下の気温になっていたようです。


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とはいえ、もうすこしで立春。
あとひと月で春の到来かと思っています。


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2021年01月24日

トランプ元米国大統領について

結局のところ、バイデン氏が第46代の大統領に就任しました。
以前の記事で私は、日本にとってはバイデン氏がなるよりトランプ氏が大統領を継続したほうが有利だと記事で記載しましたが、その思いはいささかも変わっていません。これは客観的な評価です。

今日も、ちょっとつけたテレビでタレントの人が、「脱トランプの流れが加速しています」というナレーターの声にはしゃいで答えていましたが、「脱トランプの流れ」がこのまま加速し続けると、日本の安全保障に大きな危機が訪れかねないという懸念を、この人達は考えたことがないのだろうかと訝ってしまいます。一時、テレビに出れて少しでも有名になれて小銭が稼げて…残念ながら、そんな意識しかないのだろうなぁと思ったのが率直な感想です。

ところで、この選挙戦が本格化する10月まで、じつはトランプ大統領のことはあまり考えたことがありませんでした。
トランプ氏の就任前に、日本の首相である安倍首相がどうしてわざわざゴルフクラブを抱えて出向かなければいけないのかと思ったこと。あとはあの髪型ってどうなってるんだろうと思うこと。トランプ氏についての感想はそれくらいでした。
今振り返ると、それ以上の感想を持てないように、やはり情報規制のコントロール下に自分はあったのだろうなぁと思います。
ただ、今年に入ってからはクアッドをはじめとする対中国に関する姿勢を見ていると、少なくとも私が考える日本の安全保障にとって有利な人材だと思ってはいました。
そんな思いから注目していたアメリカ大統領戦です。この約3カ月間、毎日だいぶ注意して現地の情報をとってきました。正直なところ、今までの人生の中で一番、英語を聴きこんだかもしれません。

そんな中で、いままでよく知らなかったトランプ元大統領のことも、だいぶ理解できるようになりました。日本のテレビ・新聞を見ているだけだと決して触れることはないと思いますが、私はトランプさんのスピーチの全文をいくつも読んだり、氏に関する文献を読み込んだりもしてみました。

そうした結果、私が今、トランプ元大統領を思い浮かべるときに一番に連想する言葉は、「慈しみ」です。
日々、日本の報道にさらされ続けている人からすれば考えられないことだろうとは思います。ただ、嘘にまみれた報道のノイズを取り払って一つひとつの言葉に耳を傾けると、慈しみややさしさに満ちた人物像がくっきりと浮かんできました。

遅まきながらだけれど、このことに気づけたのは良かったです。

アメリカ人は、直接、英語を話せるのでメディアのバイアスがあっても、このことを早くから理解していたのでしょう。
その結果がここに表れていると思います。

トランプ氏の動画には高評価が多いのに対し、

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バイデン新大統領への評価は、「いいね」の数倍、ネガティブな反応です。

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ホワイトハウスの公式アカウントにその後もアップロードされる動画を確認していますが、ずっとこの傾向は変わりません。
これが何を意味するのか。
自分の頭で考えて判断しなければ、未来は開けないと思います。




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2021年01月21日

厄除けお参り

一昨日は、いつもお参りしている六甲八幡神社で毎年恒例の、厄除けのお参りでした。

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そして昨日、今日は本来なら大阪市内で研修の仕事をしているはずだったのですが、緊急事態宣言を受けてその仕事がキャンセルになってしまったので、終日、事務所にいました。
なにかの仕事がなくなれば、別のなにがしかの仕事があって・・・とにかく昨日と今日は近い将来のための投資のための時間が多くなりました。

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2021年01月15日

企業の文化

昨日は、ご支援させていただく企業さまでの研修初日の日でした。
研修室に着くと社長以下、10数名のスタッフの方々が集まってくださっていました。
それで最初に私の自己紹介から始めたのですが、その最初の時点でその企業さまの文化や社員の皆さんの意識、日頃のコミュニケーションの状態とか・・・それはもう数秒間でかなりの情報を得ることができました。
というか、他の企業さまでの研修の場面でもそれはいつもよくわかります。

集まってくださった社員の皆さんの、姿勢、首の据わり方(講師をちゃんと見ている)、表情、目のいきいきさ。挙げていけばいくらでもあります。

ここでいきなり鮎釣りに話が飛ぶのですが、鮎釣りでいいポイントを探すとき、石が輝いているところをさがせとよく言います。鮎という魚は石についたコケを食む(食べる)ので、そんな石は磨かれてだんだん輝いていき、逆に鮎が寄り付かない石はだんだんとどんよりとくすんでいくからです。

その例えでいうとー企業で働く社員・スタッフさんを石に例えるのは失礼かもしれませんがー川の中に輝いている石とどんよりしている石があるように、会社の中で働く人々にもまったく同じことが言えるというのが実感です。

そしてまた話がもどって、昨日。
研修が進み、ワークをした後の意見交換の時間の活発さ。その後の質問をお聞きした時の手の上がりかた、etc.
より、だんだん理解が進みます。
途中、なんどか皆さんが拍手をなさってくださったのですが、それは私の講義の出来栄えに対する拍手ではなくて、お礼のための拍手であったり、お互い仲間をたたえるための拍手であったりされたわけですが、それが当たり前にできる会社の文化なのだとすぐに理解できました。

世の中に会社や組織はたくさんありますが、できるだけ数多く、こうした組織が増えてもらえればうれしい限りだと改めて思います。


そんなご支援を終えて週末の今夜は、いままでラストシーンしか見ていなかった2015年の日本対南アフリカのラグビー戦を見ています。
正しいルールのもと、フェアに戦うことの、このありがたさを改めて実感。
そして、最後の最後での大逆転勝利は何度観ても感動的。


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posted by y.i at 00:00| 2.経営全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月11日

寒中

メダカの鉢を室内に入れたら、氷が溶けた後、元気に泳いでいる姿が確認できました。
一方で、いつの間にか増えすぎてしまった水草とタニシ(たぶん)が気になってきました。

それで今日は事務所に向かう前に近くの池に立ち寄って、増えすぎてしまったこれらを放してきました。

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この池は私が小学生の時に釣りを覚えたところです。

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今日もこの寒い中、二人の釣り人が竿を並べていました。

がんはるなぁ。










posted by y.i at 12:02| 1.日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月10日

寅さん

以前からこのブログを読んでくださっていた方がいれば、こんな記事でご紹介したとおり、私が寅さん映画好きだと理解いただけると思います。
毎年、テレ東でやっている「土曜は寅さん」シリーズも欠かさず録画していて、先週は好きな部類に入る”秋吉久美子さんをマドンナに招いた吉野編”も楽しく見ていました。

ところで、そんな寅さんの写真をツィッターの顔写真に使う人がちらほら出ているらしいと知りました。

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その流れでツィッターを彷徨って眺めていたら、こんな見ず知らずのおじさんとの出会いも。
名前は、john barronさん。
文面から察するに、元気そうなおじさんじゃないかな。


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posted by y.i at 01:00| 1.日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月08日

厳寒

朝起きて気温を見ると、外は−2度でした。ベランダに出てみると、メダカの鉢が分厚い氷で覆われています。2〜3センチくらいの厚みはありそうでした。

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これまでも氷が張ってもその下で元気にしてくれていたのでたぶん大丈夫だと思いますが、今朝はさすがにこの後、室内に鉢を入れました。

その後、今年一番の重装備にして外出したことは言うまでもありません。
途中、六甲おろしが顔に痛いくらいでした。
posted by y.i at 01:00| 1.日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月06日

五分五分

今日はこんなところから一日がスタートです。

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ところで、11月以降のこのブログで触れてきたとおり、現時点ではアメリカの次期大統領が誰になるかはまだ決していません。
しかし、今日(日本時間の7日朝)開かれる上下両院合同議会でそれが決まるかもしれません。

状況は依然、混沌としています。
私としてはトランプ、バイデンどちらが選ばれるかは五分五分かと思っています。というか、私の頭ではここまでの判断が限界。
すんなりバイデン氏が選ばれるかもしれないし、紆余曲折の末にトランプ氏が再選されるかもしれないとも思います。
また、場合によってはテッド・クルーズ氏たちの提案が採用されて、今日も決着しないかもしれません。
予想されるシナリオは一つや二つではないようです。

いずれにせよ、今日は2つの意味で極めて重要な一日です。

一つは、例えば、昨日の門田隆将さんのツィッターにあるように今はアメリカだけでなく、世界の民主主義と自由が維持されるかどうかの危機であり、その将来がかかっていると思うからです。



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もうひとつはーこれはあくまで比喩ですがー、ごく少数の密漁者をこれからも認め続けるのかという問題があると考えるためです。

いずれの場合においても、私はトランプ氏が再選されたほうが日本と、自由を尊重する世界のために極めて望ましいと思っています。
しかし、おそらくもしトランプ氏が ”合法的に" 再選されたとしても、ごく普通の、良識がある多くの人が同氏を非難しそうな気もしています。

昨日、坂本龍馬さんのことを記事で上げましたが、その漫画を読んでいてずっと感じていたことがありました。それは、当時の日本の世相と今の世界の世相がよく似ているなということでした。

時代の動きとそれに対する認識の違い。
それが龍馬さんの暗殺につながったのでしょうが、トランプ氏への非難にも似たことが起こっていると思います。

いずれにせよ、明日はどんな光景が待っているか。


posted by y.i at 00:00| 3.メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月05日

今さらながら

年末年始の休みの間は、ふだん実務に追われている私にとっては、まとまった時間が取れる貴重な機会です。
なので、その機会にふだん思っていてもなかなかできないことー読書や事務所の片づけ、自分の理論の整理ーなどに、時間を使いたいといつも思います。
専門書を読み込んだりに没頭できれば、言うことないところです。
なので、「今年も分厚い専門書を数冊、読みました」と言いたいところですが・・・

だけど、今年はなぜかふとこんな本を読み始めたら、最後まで止まらなくなりました。

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もともと、そんなに漫画を読むほうではないとは思うのですが、小山ゆうは好きな作家で「あずみ」がずっと愛読書の一つでした。

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だけど、この「おーい! 竜馬」という漫画も、そしてそもそも坂本龍馬さんにもさほどー多くの熱心なファンの方がもつほどはー大きな関心を持たず、この歳まで過ごしてきました。
だけど今回改めて、龍馬さんや、この時代に生きた方々がいて下さったことのありがたさを心から感じる年末年始でした。

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「なんで今まで、このありがたさがようわからんじゃったろがか!?」

posted by y.i at 12:00| 1.日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする