2015年09月30日

壺中天在

今日は、奈良県の桜井市で研修業務でした。
4月から半年間続いている新入社員研修の最終日です。だから、今日は知識を覚えてもらうことではなく、これまでの振り返りがメインテーマでした。もちろん、コミットメントも最後にしっかりしていただきました。

この仕事は、私の個人的な仕事ではなく、中小企業診断士の仲間で立ち上げた会社「マネジメントサポート」での業務でした。
最終講義だったので、最後にみんなにエールを送ったんですが、どの程度、伝わったかな。。。
いずれにしても、半年間、しっかりと社員教育をしようと決意された経営者さまには敬意を表したいです。なかなか、そのような経営者さまはおられませんから。

ところで、最近、よく思うことがあります。
私の仕事の一義的な目標は、「企業の業績をよくすること」です。そして、それを通じて「経営者の方に、満足していただくこと」 その結果、私の経営理念である「一人ひとりの社員が誇りを持って、いきいきと働けるように貢献する」ことができればうれいしいと、創業時から考えていました。
ちなみに、「一人ひとりがいきいきと」というのは、自分がサラリーマンの時、そうではないことが多かったからです。だから、当時の私のように感じている人を、一人でも多く、励ましたいと思う気持ちが強く、それが理念になりました。その思いは今も変わりません。

でも、近頃は、「よくよく考えてみると、さらにその先もあるなぁ」と考えるようになっています。
その先というのは、―ほんとに微力であることはわかっているのですがー、研修やコンサルティングを通じて、私と関わってくれた一人でも多くの人たちに「より意味のある、充実した人生にしてもらいたい」ということと、「社会全体にとって、有意の人材に育ってほしい。その助力になりたい」ということです。
だから、今日もそんな思いを胸に秘めながら、最後のエールを送りました。


写真は、先日、診断士の先輩・仲間と行った中華料理店に掲げられていた書です。
店長さんの解説では、「壺の中にあっても、天を見よ」といった意とか。自宅に帰ってから本を開いてみると、安岡 正篤先生の言葉にもあるようでした。

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2015年09月27日

経営理念

お彼岸を過ぎて、急に秋めいてきました。今年も暑い夏でしたが、思いの外、短い夏であったようにも思います。新たに気持ちを切り替えて仕事に頑張ろうとされている方も多いと思います。

私は読書の秋を先取りして、先日、「生きた戦略の条件〜勝ち残る会社の13原則〜」という本を買いました。まだ読み始めたばかりですが、非常にわかりやすく書かれているので少しご紹介します。
著者は、新将命という方です。
この本では、企業が生き残るために必要な原則を13挙げて説明していますが、冒頭で、理念がどのように重要であるか、どう活用すべきなのかに多くのページを割いています。

「理念は最重要経営資源であり、お題目ではない。」
著者は、最初にこう言います。
その点について、データを使って説明してくれています。
ハーバードビジネススクールのコッター教授の調査では、20年の間で、理念のある会社の経常利益率が8.07%上昇したのに対し、ない会社の場合は2.16%しか伸びなかったそうです。また、松下幸之助氏の「企業成功の50%は理念である」という言葉も紹介しています。
また、大切なことは理念が単なるお題目でなく、現場にしっかりと染み込んで「仕事をする道具」になっていることだと述べています。私もまったく同感です。
そして、全ての企業を次の4つのタイプに分類しています。

@理念不在型
 理念がない。魂のない会社。このタイプはさらに次の2つに分かれる。
  ・会社は売上と利益が全てで、理念など必要がないという確信犯
  ・そもそも理念の大切さに気づいていない。

A暗黙型
 社長の胸の中に漠然とした思いはあるが、形になっていない。

B形骸型
 形としてはあるが、生きた理念になっていないお飾りタイプ。社員も理念をしっかり理解していない。

C活性型
 理念が仕事をする上での道具になっている。理念は経営判断のよりどころであり、社員の行動基準になっている。

著者は、経験則で、@が全体の10%、Aが5%、Bが80%、Cが5%としています。
私が日々、経営支援をしている中でも同じ実感です。
皆さんの会社の現状は、どうですか!?
posted by y.i at 00:00| 経営コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月21日

連休中日

連休の中日ですが、今日は明日の仕事に備えて、前入りです。
ついさっき、ホテルにチェックインしたところ。

ロビーの向こうのエレベーター前は、ビジネスマンじゃなく、私服の人が行き交っています。。
場所柄から、外国の人も多いです。

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2015年09月19日

普通の市民はみんな

今日は(正確には昨日ですが)、昼から続けていた仕事が思いのほか時間が伸びて、帰宅したのがついさっき。
夕食を済ませてほっとしていたら、参院本会議で法案採決をするということで、NHKが中継しているのでそのまま見ています。

だけど。
数日前から思っていたことですが、本当に、みにくくて愚かな光景が続いているなぁと思います。

2日ほど前だったか、委員長の部屋を物理的に埋め尽くして出られないようにしていましたが、あの時思ったことは、「こんなことでもし何かが変わるなら、毎回選挙の度に自分なりに考えて投票してきた自分(私)のあの行動はどうなるんだ」ということでした。

ここにきて、「数の論理でごり押し」などというけれど、それが民主主義というものです。

力がないから、結果(数)が伴っていないだけの話。だから、ちゃんと考えて、まともに努力して力をつければいいのにと思います。部活動で頑張っている高校生だって、新入社員だって、なかなか結果が出せない営業マンだって、普通の市民はみんなそうしてがんばっています。
だから、どこの政党であれ、そういう姿勢を本当に期待しています。


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2015年09月04日

戦後70年に関して

今年は、戦後70年ということで、いつもの年よりも殊の外、先の大戦についての議論が盛んになっています。
もちろん、安保法制の問題もあってのことでしょう。

私もこの夏は、仕事の合間に2つの本を読みました。
一つは、「日本人を狂わせた洗脳工作 いまなお続く占領軍の心理作戦」(自由社ブックレット)です。

本というより、冊子といったほうがいいくらいの薄いものですが、この本ではじめて「WGIP」という言葉を知りました。
これは、War Guilt Information Program の頭文字を取ったものです。

WGIPに関しては、ちょうど昨日のケント・ギルバートさんのブログに載っていた記事が、わかりやすいと思います。

http://ameblo.jp/workingkent/entry-12069050445.html

それにしても、ケントさんって、私たちが20代のころはふつうのバラエティ番組の人気者だったのに、ここまで真剣に日本のことを考えてくれているんだなぁ、と思って、頭が下がる思いです。

っていうか、一人ひとりの日本人自身が、もっとしっかり考えないと。

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