2015年11月09日

遠くを見つめて

昨日のNHKの番組で、縄文文化の特集を放映していました。そのなかで、当時の様子を復元した三内丸山遺跡という場所が紹介されていました。
この遺跡には、巨大な6本の杭跡があり、何のために使われていたかはっきりとはわかっていないそうなのですが、私にはその当時のリーダー格の人たちがここに上って、遠くを見つめていた姿が脳裏に浮かびました。

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こちらの写真は、たまたま通りかかった田舎でのスナップ。
幻想的で、美しかったです。
縄文時代にも、同じようなことをしていたのかもしれいないですね。

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posted by y.i at 00:00| 1.日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月05日

最初にお伝えしたいこと

今日は、いつもお世話になっている支援機関さまと地域金融機関さまが主催される研修の第1日でした。
研修は全部で3日間で、毎回、午後1時半から5時半までの4時間あります。

その初回の冒頭で、私が担当する3社さまにお伝えしたことがあります。
それは、「この時間と労力を有効に使えるかどうか、成果を出せるかどうかは、皆さんの努力次第」だということでした。

これまでの支援経験のなかで感じていることがあります。
セミナーでいい話は聞けた。その時は、本当によかったと思っている。だけど、結局、話は話で終わって自分は変わらない、変われない。
もしくは。
コンサルタントの先生に来てもらっているのだから、あとは全部お任せして、社員を鍛えてもらおう…それだけで終わってしまって、結局、自身は汗を流さない、もしくは〜これがとっても大切なのですが〜「自分(経営者さん)が変わるための努力」に向き合えない。
そんな場面に出会うことがあります。

お金を払ってセミナーに来ている/コンサルタントに来てもらっているのだから、当然、何らかのメリットがあるだろうと期待していただくのは全然問題ないし、私としてもとてもありがたいことだと思っています。でもそれだけじゃ、だめなんです。成果は出ません。
コンサルタントは、魔法をかけることができるわけじゃないのです。

だからこそ必要なのが、皆さんの自助努力です。
特に、経営者さんにとっては「自分が変わる」ことに向き合うのは、大変だろうと思います。
なぜかというと、それはこれまでの自分を否定することにもつながるかもしれないからです。時には、社員の前で格好つけていた自分、これが正しいんだと言い続けていた自分を否定しなければならないかもしれません。中には、そのことにうすうす気づいているけれど、認めるのが嫌だから、自分自身に対しても気付いていない振りをしている方もいらっしゃるかもしれません。

だけど、それ、つまり「自分が変わる」ができなければ、会社は絶対に変わらないと思います。

今のままの経営スタイルでも会社の業績はずっと好調だ、社員もみんな幸せだと言い切れるのであれば、それはそれでいいと思います。でも、そんな会社は存在しません。なぜなら、少なくとも、周りはどんどん変わっていくからです。
今日のセミナーでは、最初の3行目から5行目をシンプルにお伝えしただけで、6行目以降はお話しませんでしたが、私の思いの背景はここにあります。

幸い、今日、担当させていただいた皆さんは、私の言葉をしっかりと受け止めてくださいました。
そもそも、今日のような平日の昼間、4時間もかかる研修に参加される皆さんです。自社の経営を良くしたいという思いが、もともとしっかりとある方々なんです。

写真は、今日のセミナー会場の部屋の扉にかかったプレート。
ここで記した内容をどうお伝えしようかと考えながら扉をくぐりつつも、思わず「どっちかはっきりせい(笑」と心の中でつぶやいてしまいました。

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posted by y.i at 00:00| コンサルティング日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月02日

中小企業のブランディング

週末の土曜日は、兵庫県中小企業診断士協会のセミナー事業のお手伝いでした。
テーマは、こちらの写真・左にあるもの。

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私が板書してエレベーター・ホールに置いたんですが、お隣と比べると、字の美しさに格段の差が…

それはさておき。
講師は協会の亀井芳郎さんが務められ、実体験の中から得られたブランディングのお話をわかりやすく展開してくださいました。

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講義を聞きながら、私自身、改めてブランディングについて考えました。
その一つは、ブランディングは大企業だけのものでなく、どんなに小さな企業、お店であっても必要なものだということです。先日、私が行ったパブリシティ・セミナーでも声を大にしてそうお伝えしたのですが、その点を改めて強く感じました。

さらに、「ではブランドって結局何を表しているのだろう」ということを自分なりに考えました。
講義を聞きながら思ったことは二つ。
一つは、その会社の持つ社格です。
この場合の「格」は格付けの格ではなく、人格の格です。社風とか風土といったものが影響しますが、中小企業の場合は経営者の人格・人柄も大いに影響すると思います。あと、その企業が持つ思想もとても大切だろうと思います。

もう一つは、価値です。
まず、その会社がどのような価値を有する製品・サービスを展開しているかが問われますが、それ以上にその価値がもつ広さや深さ、さらにその先にあるイメージといったものが大切だと思います。
そして、例えば「品質」はその価値を裏付けるものだと思います。

ブランドは、企業の側だけでなく、顧客の側からも理解しておく必要があるでしょう。
顧客は常に、意識的にせよ無意識的にせよ、「なりたい自分」をイメージしています。そのイメージにフィットしたブランドかどうかを瞬時に判断しています。
そのわずかな時間の中で、自社のイメージを的確に伝えるものが、デザインです。
したがって、デザインは決して軽く扱わない方がいいと思います。この点は、当日のお話でも講師が力説されていた点です。

  
posted by y.i at 00:00| コンサルティング日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする