2018年02月27日

平成30年 春の最初の一日

数日前から暖かな気温が続いています。今日は13度だし、明日以降もこれを上回る気温が続くようです。例年、2月末日を終えてから家内と「やっと冬が終わったね」という会話を交わすのですが、今年は私の中ではすこし早く春がやってきた気分です。

1月、2月はなぜか慌ただしく日が過ぎてブログの更新もなかなかできなかったのですが、ここにきてやっと少し仕事も落ち着き気味に。
それで今日は終日、自分の事務所にこもっていろいろな書類作成などをしていました。

夕方に一区切りつけて、近くのフィットネスクラブで少し運動。
このマシンは、主に肩と上腕を鍛えるものです。
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帰宅してからメールを開くと、とある経営者さまからお礼のメールが入っていました。
そのお礼というのは、私個人に向けられたものではありません。
私が10年前に独立して以来、ずっと続けていた公的な仕事があります。「おおさか地域創造ファンド」というプロジェクトのコーディネーターという役職です。その「おおさか地域創造ファンド」がこの2月を持って、すべてのプログラムを修了しました。
その経営者さまは、私がそのプロジェクトの中で微力ながらご支援させていただいていた方で、私だけでなく、すべての関係者へのお礼としてメールをくださっていたものです。
ただ、開封して拝見するとその文面はとてもありがたいもので、ご許可をいただいていないので内容はお伝えできませんが、本当にその方のお人柄が表れた誠実で、心のこもった文面でした。

そして、改めて思ったこと。
それは、この仕事についていて本当に良かったなぁということです。
私は、研修の仕事とコンサルティングの仕事とおよそ半々でしています。
それぞれに魅力ある仕事なのですが、今回のようなコンサルティングの仕事の場合は、支援対象となった人々と、人と人としてその場限りではない長い時間軸の中で、深くそして親しくお付き合いできることがありがたいと思っています。
その上で、ずっと信頼していただけるということが、不肖ながら私にとってはコンサルタントとしての喜びであり、誇りでもあります。

この歳になっても時々思うことがあります。
それは、人は何のために仕事をし、生きているのかということ。

例えばもうすぐ、また例のものづくり補助金なるものが公表され、多くのコンサルタントや士業関係者が集客活動をすると思います。ネットで少しキーワードを打ち込むと、私とおなじ中小企業診断士がたくさん、ものづくり補助金の仕事ができますとPRしています。
そういう方たちの多くは謝礼として、成功報酬という形で助成額の10%を受け取るそうです。
私からすれば、あの仕事で助成額の10%(多くは100万円ですね)は、受け取りすぎだという認識です。着手金を取る人は、これ以上の報酬になります。
普通、こうした方々は、1社しか仕事を受けないということはなく、この時期に集中して(下請けの若手の中小企業診断士もフル活用しながら)複数の仕事を受けているので、この金額はおそらく数倍にふくらんでいることでしょう。
ただ、ここで思うこと。
それは、本来は市場(事業者)に還元すべきお金を、官庁から資格認定された者があまりに多額に受け取っていいのかというモラル上の疑念を感じざるを得ないということです。国をはじめ、この制度に関わる人々は、もっとこの点について考えてもらった方がいいと、私は思うのですが。
資格認定された者が、「事業者の弱みにつけこんで大金をかすめ取っているという印象」を、私はどうしても持ってしまっているのです。
だから、私はそのような多額に過ぎる謝金を受け取る仕事はしません。

そんなことよりもっと大切なことは、「自分が死ぬときもしくは死んだあと、あの人は何を考え、どんな仕事をしたかということを覚えてもらうこと」じゃないかと思います。
少なくとも私は、「ものづくり補助金でたくさん稼いだ中小企業診断士」として記憶されたくはありません。

だからこそ、今日いただいたような、ひとつの心のこもったメールが、とてもありがたいと思っています。






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2018年02月21日

憲法改正論議

年が明けてから急に、メディアで憲法改正の論議が溢れるようになっています。
これだけで10年ほど前、というより4、5年前と比べても、隔世の感だと思います。といっても、私も10年程前まで、憲法のことなんか何も考えていなかったのですが。。

しかし、今年はひょっとしたら、本当に年内に憲法改正のための国民投票まで、行くかもしれません。
そのことを考えると、次の2つはとても重要なことです。

1.ひとりの主権者として、憲法のことを、どこまで真剣に考えるか。
2.どのメディアの、どの言葉を、どのように解釈し、信じるか。

1.についての私の基本的なスタンスは、すでに2016年6月28日の「会社作りも、国作りも同じ」という記事で、お伝えしています。
これを一言で言えば、「憲法は、権力者を縛るもの」ではなく、「もっと自由にのびのびと、国の将来の発展に資するもの」ということです。
しかし、おそらく間違いなく、これまでの成功体験や既存の価値感にひたり続けていたい人物や組織は、「憲法は、権力者を縛るもの」というロジックを繰り広げ続けるでしょう。
こうした、”一見尤もらしい意見”が、人と組織の発展や変革を阻むのだと思います。

そして、日本人は、その生真面目さや多様性の少なさ、若しくは社会に強く根付いている同調圧力等々に由来する(諸外国と比較しての)論理性の弱さなどから、こうした”一見尤もらしい意見”に流されやすい傾向があると思います。
こうしたことが、例えば、先の大戦、つまりいわゆる”太平洋戦争”の結果にも大きく影響したのだろうと思います。
したがって、”一見尤もらしい意見”を克服できるかどうかが、70数年前の失敗を繰り返さないための、大きなカギになると思います。

もっとシンプルに考えると、生き残るのは強い組織ではなく、変化に対応できる組織だということ。
それだけです。






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