2020年04月29日

相棒

先日、兵庫県の中小企業診断士協会で会議がありました。当協会では、地域の自治体と一緒に協力して、この困難な状況の中におかれた企業さま支援に可能な限り注力しています。
もちろん、協会活動とはべつに、個々の中小企業診断士がそれぞれに企業さま支援に尽力していることは、言うまでもないことです。

その会議が終わってから、どこで昼食をとろうかと考えたあと、久しぶりに元町のお気に入りのインド料理店に向かいました。

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その後、テイクアウトしたランチを持って、メリケンパークの公園へ。
広い海辺の公園で食べる、おいしいランチは最高でした。
ただ、後から気づいたのですが、この公園ではコロナ −私流に言えば武漢ウィルスー の影響で公園内の飲食は禁止になっていたようです。
「大変、申し訳ありませんでした。」と心の中で、つぶやきました。

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ところで、マウンテンバイクを1月に買ってからほぼ3カ月が経ちました。
いまではすっかりいい相棒になってくれた気分です。

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おかげで、行動範囲もずいぶん広くなって、いままで見逃してしまっていた風景や人に、少しずつ出会えるようになってきました。
たとえば、こちら。

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ランチを済ませた後、オリエンタル・ホテルの先まで走っていくと、先端で釣りをしている若い子がいました。
話を聞いてみるととても気さくに答えてくれて、80センチクラスのメジロともう少し小さいのが一本釣れたとのこと。
ちなみに、メジロというのはブリのことです。ブリは出世魚で、小さい方から、ツバス(30センチくらい)→ハマチ→ブリ(60センチくらい)→メジロとなります。その子に聞くと1メートルになるくらいのメジロも時に上がるとか。
それはすごい!

いつもすぐそばの会議室ばかりですごしていたのがちょっともったいない時間の過ごし方だったような気もしました。
今度からは会議の前後で竿を出そうかなと、少し真剣に考えてしまった次第。


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2020年04月26日

武漢ウィルスについて思うこと AとB

「現下の武漢ウィルスにょる災厄について、個人的に思っていることのいくつかを記してみたいと思います」の続きです。


A「令和2年の、武漢ウィルスによる災厄」
私は個人的には、今回のこの出来事を「令和2年の、武漢ウィルスによる災厄」と呼んでいます。
すでに世界中で「新型コロナウィルス」という呼び方が主流になっていますが、それをこの先も続けていくことは「中国による三戦」の成果に知らずのうちに屈服してしまうのと等しいのじゃないかと思うためです。
もし、「三戦」をまだご存知でない方がいらっしゃれば、ぜひこの機会にご理解下さい。今回の災厄の大きな根っこの一つであることは間違いないと思います。
中国はWHOテドロス事務局長の前、マーガレット・チャン事務局長の頃から、したたかにことを進めていたのだと認識しています。
私は、アメリカのトランプ大統領やポンペイオ国務長官が認識している問題意識は至極、真っ当だと思っています。

B大東亜戦争のときの繰り返し?
今回のこの武漢ウィルスとの闘いは、ひょっとしたら太平洋戦争、より正確に言うと大東亜戦争のときと同じ構図で進んでいくのではないだろうかという問題意識を持ってずっと見ています。
過去に、2018年3月22日のこの記事でお伝えしたとおり、大東亜戦争当時の日本軍は戦争終結への「グランドデザイン」なきまま、局地戦を重ね、戦略や戦術、そしてロジスティクスが不十分な中、現場の兵士のやる気と能力ばかりに依存する戦い −もちろんキスカ島撤退(樋口 季一郎中将)のように、すべての現場がそうであったとはいえないでしょうがー を続けることが多かったと思います。

それと同じようなことが、今回の武漢ウィルスによる災厄への対応でも表れてしまうのではないかと危惧しながら、日々のニュースを見ています。

そう思う理由は主に2つあります。
一つは大東亜戦争の振り返り(反省)を日本人自身の手でしてこなかったことです。「前に間違えてしまった。だけど、その間違い(もしくは失敗)の検証をした」、なら同じ過ちは繰り返さないでしょうが、それをしていないのであれば同じ失敗を繰り返してしまう恐れは強いのではないでしょうか。

その傾向は、すでに見えてしまっているように、私は思っています。
戦略性の欠如ー第1ステージでの水際作成の失敗や、「とにかく今をがんばりましょう」”だけ”の繰り返しー、意思決定とスピードの遅さ−残念ながら、「遅い・緩い・決められない」の三拍子は改善されるどころか今や多くの国民の共通認識になってしまっています、また、アメリカや欧州ではすでに経済政策を定めて、規模の大きな施策を実行しているのにいまだにそれができなことなどー が見えているように思います。
これらをカバーするために現場、つまりかつての「大東亜戦争のときの現場の兵士」、そして今は「私たちのような一般国民」の意識とやる気ばかりに依拠しすぎていないでしょうか。

個別の戦いで成果を出せなかった指揮官をそのまま居座らせてしまっているところも、当時と今とで共通しているなぁと思えています。

一方で、感情的に反応するよりも数値や論理で合理的に物事を判断しようとする人々もわずかながら存在していて、そうした方々の意見にも個人的には注意を払っています。
  ※ただし、それが正しいというか、より望ましい結果をもたらすかどうかは判断できませんが。
わかりやすくいうと、完全なロックダウンをせずに国を動かしているスウェーデンのような考え方です。
ただ、少なくともメディアや政府関係者などから、そうした考え方について検証しようという声が聞こえてこないのも、大東亜戦争の頃と似ている風景のような気がしています。
要は、みんなで一つの方向ばかりに向きすぎているんじゃないか、という気がするのです。(繰り返しますが、別のやり方が正しいかどうかは私にもわかりません。)

もう一つの理由は、上述のとおり、失敗の振り返りをしてこなかったから、当時と同じ統治機構のまま、今も世の中が動いてしまっていることです。
何を言いたいかと言えば、昨今盛んに言われている官僚による支配。
私たちの国を統治するシステムが、大東亜戦争の頃から改善されていないことによる弊害が、今、あらわになってしまっているように思えています。

少なくとも今の我が国のシステムからは、スプルーアンス提督のような指導者もしくは戦略家は出てこないだろうと思います。








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2020年04月22日

メディアがあおる不安

久しぶりに、メディアのカテゴリーでのエントリーです。

いま、多くの人が日々報じられるニュースに見入っていると思います。
でも、一日中家の中にいて、例えばテレビの報道ばかり見ていると、気が滅入ってしまいそうな感じになる方も多いんじゃないでしょうか。
メディアは真実を伝えないとよく知っている私も、ついそんな気がしてしまいます。まるで洗脳装置のようですね。今は感染拡大期にあるので感染者が増えていくのは自明の理なのに、来る日も来る日も「今日は何人増えた」、「今日はどこで患者が見つかった」という報道ばかり。もっと冷静な分析をしてほしいものだと思います。
そんな状況に警鐘を鳴らしてくれているのが、神奈川県医師会の発信です。

神奈川県医師会が、「不安をあおるメディア」に投げかける疑問

上記の記事では、同医師会の副会長が次のように述べておられます。
「過去の類似のウイルスの経験で対応するしかないのは当然ですが、それのみですべてを語ろうとするのは危ういことです。それなのに、その後間違っていたとわかった事柄も訂正せずに、別の話をし続けるようなことがありました。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように、同じような感情的に主張を繰り返していたのです。

実際に、コメントの内容が現場状況と異なっていることが往々にしてありました。コメンテーターの方々は実際の現場に足を運んでお話をしているのかと疑問を持ちました。レポーターの画面受けする取材をもとに、ただ遠くから見て、野次馬と同じように発言しているだけのようでした。」(以上、同記事より抜粋)

現実から目を反らすことはできませんが、偏った情報だけを無防備に受け入れ続けることも避けたいものです。そして自分なりに冷静に状況を把握して、できるかぎり正しい行動をとりたいものです。


こちらは、「日本の医療関係者へ感謝のメッセージ」と題されたアメリカのヤング臨時代理大使のメッセージ
この状況下でメディアは絶対に取り上げませんが、前向きなメッセージなので、これも現実としてご紹介します。

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2020年04月15日

「今、みんなで耐えましょう」”だけ” ではなく。

現下の武漢ウィルスにょる災厄について、個人的に思っていることのいくつかを記してみたいと思います。


・コンサルタントの視点から見て思ったこと@
日頃から、全体のバランスを見て判断するように努力しています。
今回でいえば、まず、直近の話と先々の話を常に意識しています。

直近の話でいえば、神戸市民には馴染み深い、ポーアイの神戸市民病院で院内感染が広がっているという事実。これを深刻に受け止めています。

先々の話でいえば、政府が見通しをほとんど示していないことを残念に思っています。
「今週末が大事です」、「この連休は、外出を控えてください」、「5月6日までが緊急事態です」

そんな、今現在についての要望はたくさん聞こえてくるのですが、「こうなれば、こうなる」といった具体的なさきざきの見通しがまったく不足していると思っています。
いつも、私がリーダーシップや事業計画についてお話させていただくときに必ずお伝えしていることの一つが、「人に動いてもらいたいと思ったら、将来のビジョンを伝えることが大切です」ということ -私でなくとも、ほぼすべての中小企業診断士がそういうでしょう- が、政府からほとんど伝わってこないわけですね。

また、特に事業を再生するときに言えるのですが、「今が危機だ!」を何回も繰り返していると、逆に社員の危機意識を失わせるだけで終わってしまいます。いま、政府がやっていることはそれと近いと思います。
やるべきことは、「今、みんなで耐えましょう」”だけ” ではなく、明確な戦略と先々の見通し(ビジョン)を示すことだと思います。

でも、それがみえてこない。
それで、先の週末は自分自身でネットを検索して、「これからの予測」、「コロナ後」を検索してみました。

その中で、最も信頼を置けると思えた情報が、インペリアル・カレッジ・ロンドンのレポートです。

原文は英語ですが、例えば次の二つの図表については内容はすぐに理解いただけると思います。
もう、ひと月前にリリースされたものです。

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下のほうのグラフを見て思うことは、例えば本日、北大の西浦教授が示されていたような -8割、人との接触がなかった場合の- なだらかに低減していくだけのカーブではなく、これからしばらくは何度も繰り返し感染拡大の脅威にされされるのだろうなということです。
 ※あくまで、個人の感想です。
したがって、これから先、少なくとも年内は今と同等の状況が続くことを前提に行動しないといけないと思うようになっています。

以前から、京都大学の山中教授も「1年は覚悟しないと」という発言をされていたのですが、今日になって大手のネットメディアでも報道されていたので”長期戦”の認識を新たにされた人も多いと思います。

企業や組織にしろ、個人・家庭にしろ、この長期戦を前提に、計画を作る必要があると認識を新たにしています。

PS
戦略について、インペリアル・カレッジ・ロンドンのレポートでは、
(a) suppression

(b) mitigation

の2つを挙げています。

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2020年04月07日

幸いにして

このブログを継続的に見てくださっている方がおられるとすれば、これまで私は、例えばオバマ大統領が広島で献花したときや、モリカケで加戸前愛媛県知事が国会答弁の席に立たれたときなど、その時々にリアルタイムで国の動きを見る時間をとってきたことを記憶していただいていることと思います。
緊急事態宣言が出されるという本日も、ほぼリアルタイムで確認しました。
国民向けの会見は夜7時からはじまり、民放全局もリアルに中継していたこともあり、視聴率は相当なものになったのではないかと思います。

他の皆さんの感想はわかりませんが、私の率直な印象は、”感情に訴えるところは安倍総理らしさがよく出ていた” と思います。つまり、ー東京オリンピックの招致の時などと同様ー これまでの政治家と比して強くアピールできていたと思います。
一方で、”具体性” や、そうした具体性を踏まえた ”将来の見通し” については、相変わらずよくわからないままだったと思っています。
これは、例えばアメリカなどで「これから、20万人以上の死者が出る」といったふうに、トランプ大統領が明確に言い切っていたのとはきわめて対照的だと思います。
仕事柄、このように数値や根拠を示して明快に言い切ることが大切だと思っている私のような人間にとって、今夜の会見もやはりややもやもや感は残りました。
(もやもや感といえば、8時を超えたあたりからMCの人が「次の予定がありますから、これまで」と何度も言ってっていたのですが、この会見以上に大切な次の用時ってなんだったんでしょう!?) 


今日、昼間の衆院議運委の質問も見ていたのですが、立憲民主党の枝野代表が質問した最後に「残念ながら、必ずしも正面からおこたえ頂けなかったことを、残念に思っています」と発言して退席されましたが、その言葉は私が思ったことと全く同一でした。
これまた、このブログをずっと読んでいただいている方からすれば意外なことと思われると思うのです。私自身、本来あってはならないことと、その時思ったくらいです。(笑

が、それくらい、首相の答弁が ”曖昧で的を外し続けたものであった” と私も感じたということです。
そうした昼間の答弁のあとの、午後7時からの会見でした。

そういえば、具体性の不足は安倍総理だけに限ったことではありません。
一昨日の日曜の朝の報道番組では、橋本徹さんと経産大臣が出演しておられました。橋本さんが具体的な指摘を矢継ぎ早にするのに比べて、経産大臣は具体性がないことをオームのように繰り返すだけだったことと、手がこちょこちょと常に動いていたことだけしか印象に残りませんでした。

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厭らしい皮肉のように聞こえると思うのですが、それが正直な感想なので、致し方ありません。

しかし、それはさておいて、私たちはもう好むと好まざるとにかかわらず、いまはリーダーと共に進むしかありません。
民主主義の国で、私たちがこの体制を作ってきたわけですから。

幸いにして専門家の方々が -もちろん、安倍首相はじめ、政府の方々も同じですが-  とても献身的に仕事をしてくださっていて頭が下がるばかりだと思っています。
ここで日本ブランドという言葉もあまり適切ではないかもしれませんが、世界水準でみても信頼のおける方々がこうして仕事をしていただけているのは、国民からすればとてもありがたいことだと思っています。
これからしばらくはみんなで困難な時間を過ごすわけですが、少しでもこうした前向きな側面に目を向けていきたいものです。

また、人との接触を8割減らすという行動目標 -ここは専門家の助言だと思います- はわかったので、それに努めていきたいと思います。


追伸
ニュースで見た、小池都知事のマスク。
この人も防護服と共に大量のマスクを中国に送った人です。手元にもうマスクがなくてたくさんの人が困っているこの時期に、こんなふうにお洒落な模様が入ったマスクを、この時期にする感覚が私にはよくわかりません。

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2020年04月06日

民のかまど

この週末、土曜日は私の事務所で打合せがありました。
事務所まではバスで向かいます。
乗り込んで一番後ろの席に座ってすぐに近くの窓を開けました。

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そのあとで気づいたのですが、私が開けた最後部の窓以外は全部閉まったままでした。上の写真でわかるように、晴れていて雨も心配ない日和です。
自治体には広報課だけでなく広聴課というセクションがあるので、これに関して思ったことを一市民の声として電話で伝えました。対応に出てくださった職員の方は、真摯に耳を傾けてくださいました。あとはどれだけ、現場に浸透するかですね。

昨日の日曜日は、一人で郊外にでかけました。
桜を眺めたいと思って出かけたのですが、気がつくと桜だけでなく、とても多くの花が周りに満ち満ちていました。

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他にもあるのですが、最後はチューリップ!



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ところで、明日は緊急事態宣言とともに、経済対策が発表されると思います。

経済対策については、「令和の民のかまど」と後に呼ばれるような施策が発表されることを願うばかりです。


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