2017年12月28日

朝日新聞A

今年の7月31日に書いた「私が考える森友・加計の本質」という記事で、私は、朝日新聞社について「一私企業に過ぎない新聞社によって、不当な方法で、民主主義が歪められたことだと私は思っています。」と記しました。

その後、10月下旬に小川榮太郎氏による「『森友・加計事件』 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」という書籍が発刊され、小川氏も上記の私とまったく同じ認識であることを知りました。
その小川氏を、朝日新聞社は先日、「事実に基づかない内容で本社の名誉や信用を著しく傷つけた」として提訴したのですが、これに関して私が思ったことはふたつあります。

一つは、これまで数多くの虚報や、本来報道すべき内容について恣意的な情報隠しを重ねてきた会社(加計報道で、今も続いています)が、同じ理由を掲げて他者を訴えるというのはなかなかアイロニカルな話だということ。
もうひとつは、そもそもジャーナリズムを標榜し、政治家や他の企業をさんざん批判する会社が、自分が批判されたからといって司法の場に訴えるというのは、本末転倒であるということです。
ジャーナリズムの誇りを、自ら捨て去る行為だと思います。

おそらく、私が普段お付き合いさせていただいている方の中にも、朝日新聞社はいい新聞だと思っていらっしゃる方がたくさんおられると思います。そうした方からすれば、私のこの原稿は不快に思われることもあるでしょう。その点については、非常に心苦しく思います。
この点について、思うこと・お伝えしたいことが、あと二つあります。

1.11月2日の「朝日新聞」という記事で詳しく書いたように、もともと私は、朝日新聞をいい新聞だと思い続けてきたし、サラリーマン時代、同社とは仕事上での一定の友好的なお付き合いもありました。つまり、私も以前は朝日ファンの方々と同じように好意的に見ていたということです。

2.私のようなサービス業に従事する者は、ネット上で当り障りのないことや、自分の仕事のPRになるようなことだけ書いているほうが、無難なのは間違いないでしょう。では、そんな私がなぜこうした記事を書くのかというと、その第一の理由は、既得権益を守ろうとするオールド・メディアが真実を隠したり、(国民の利益よりも)”自分たちだけの利益”になるような報道を繰り返したりすることによって、私たちの民主主義がいま、非常に危うくなっていると考えているためです。




posted by y.i at 21:49| メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする