2020年03月30日

二つの訃報

1月28日に書いた「一寸先は闇」という記事で、私は、『けれどこれからしばらくは予断を許さないだろうし、個人的な思いでは、今回のことでもし日本人の死者が一人でも出たら、一人の納税者としてこの政権の仕事ぶりを再確認しないといけないと思っています。』と書きました。

これはもちろん、武漢ウィルスの災厄によって、たった一人の死亡者も出さないようにしようと思っていたわけではありません。むしろその逆で、これから相当多数の犠牲が出ると考えざるを得ないと思っていました。
ただし、311の震災が起こって以降、「安全保障」や「危機管理」についての意識が自分の中で、少しずつ高くなっていたと思います。そして、危機管理の世界では、被害者をゼロにはできないけれど、少しでも少なくすることを戦略的な目標にすることが常道だと理解できるようになってもいました。

そうした考えをもとに、『(こうなってしまった以上、どんな手立てをとったとしても一定数の犠牲者が出てしまうことは避けられないとはいえ、)やるべきことをしっかりやることで、「救えたはずの犠牲者」を出すようなことにならないでほしい』という気持ちから、「一寸先は闇」の最後を記していました。
その頃はまだ野党が桜の歌の大合唱ばかりしていたわけですが、まっとうな感覚を持つ人たちは相当な危機意識を有していたと思います。

そんな中、今日の午前中に志村けんさんが亡くなったというニュースに接しました。
先日、10歳以上年が離れた診断士の仲間と話していて、「(伊藤)先生は、ドリフ世代なんですね」といわれて初めて、ああ自分は年下の人達から見るとそんな年代なんだなと認識したりしていたのですが、たしかにそう思われるのが相応しいくらい、私たちの世代は物心ついたころからずっとドリフや志村さんにテレビで笑わせてもらって育ってきました。

それだけ身近だった志村けんさんが、ひょっとしたら「救えたはずの犠牲者」の一人だったのじゃないかと思うと、とても悲しい気持ちです。


もう一つ、訃報がありますす。
加戸前愛媛県知事が、3月21日に亡くなりました。
メディアではほとんど、取り上げられていませんが。

RIP

posted by y.i at 00:00| 1.日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする