2020年04月22日

メディアがあおる不安

久しぶりに、メディアのカテゴリーでのエントリーです。

いま、多くの人が日々報じられるニュースに見入っていると思います。
でも、一日中家の中にいて、例えばテレビの報道ばかり見ていると、気が滅入ってしまいそうな感じになる方も多いんじゃないでしょうか。
メディアは真実を伝えないとよく知っている私も、ついそんな気がしてしまいます。まるで洗脳装置のようですね。今は感染拡大期にあるので感染者が増えていくのは自明の理なのに、来る日も来る日も「今日は何人増えた」、「今日はどこで患者が見つかった」という報道ばかり。もっと冷静な分析をしてほしいものだと思います。
そんな状況に警鐘を鳴らしてくれているのが、神奈川県医師会の発信です。

神奈川県医師会が、「不安をあおるメディア」に投げかける疑問

上記の記事では、同医師会の副会長が次のように述べておられます。
「過去の類似のウイルスの経験で対応するしかないのは当然ですが、それのみですべてを語ろうとするのは危ういことです。それなのに、その後間違っていたとわかった事柄も訂正せずに、別の話をし続けるようなことがありました。そして専門家でもないコメンテーターが、まるでエンターテインメントのように、同じような感情的に主張を繰り返していたのです。

実際に、コメントの内容が現場状況と異なっていることが往々にしてありました。コメンテーターの方々は実際の現場に足を運んでお話をしているのかと疑問を持ちました。レポーターの画面受けする取材をもとに、ただ遠くから見て、野次馬と同じように発言しているだけのようでした。」(以上、同記事より抜粋)

現実から目を反らすことはできませんが、偏った情報だけを無防備に受け入れ続けることも避けたいものです。そして自分なりに冷静に状況を把握して、できるかぎり正しい行動をとりたいものです。


こちらは、「日本の医療関係者へ感謝のメッセージ」と題されたアメリカのヤング臨時代理大使のメッセージ
この状況下でメディアは絶対に取り上げませんが、前向きなメッセージなので、これも現実としてご紹介します。

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2020年04月15日

「今、みんなで耐えましょう」”だけ” ではなく。

現下の武漢ウィルスにょる災厄について、個人的に思っていることのいくつかを記してみたいと思います。


・コンサルタントの視点から見て思ったこと@
日頃から、全体のバランスを見て判断するように努力しています。
今回でいえば、まず、直近の話と先々の話を常に意識しています。

直近の話でいえば、神戸市民には馴染み深い、ポーアイの神戸市民病院で院内感染が広がっているという事実。これを深刻に受け止めています。

先々の話でいえば、政府が見通しをほとんど示していないことを残念に思っています。
「今週末が大事です」、「この連休は、外出を控えてください」、「5月6日までが緊急事態です」

そんな、今現在についての要望はたくさん聞こえてくるのですが、「こうなれば、こうなる」といった具体的なさきざきの見通しがまったく不足していると思っています。
いつも、私がリーダーシップや事業計画についてお話させていただくときに必ずお伝えしていることの一つが、「人に動いてもらいたいと思ったら、将来のビジョンを伝えることが大切です」ということ -私でなくとも、ほぼすべての中小企業診断士がそういうでしょう- が、政府からほとんど伝わってこないわけですね。

また、特に事業を再生するときに言えるのですが、「今が危機だ!」を何回も繰り返していると、逆に社員の危機意識を失わせるだけで終わってしまいます。いま、政府がやっていることはそれと近いと思います。
やるべきことは、「今、みんなで耐えましょう」”だけ” ではなく、明確な戦略と先々の見通し(ビジョン)を示すことだと思います。

でも、それがみえてこない。
それで、先の週末は自分自身でネットを検索して、「これからの予測」、「コロナ後」を検索してみました。

その中で、最も信頼を置けると思えた情報が、インペリアル・カレッジ・ロンドンのレポートです。

原文は英語ですが、例えば次の二つの図表については内容はすぐに理解いただけると思います。
もう、ひと月前にリリースされたものです。

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下のほうのグラフを見て思うことは、例えば本日、北大の西浦教授が示されていたような -8割、人との接触がなかった場合の- なだらかに低減していくだけのカーブではなく、これからしばらくは何度も繰り返し感染拡大の脅威にされされるのだろうなということです。
 ※あくまで、個人の感想です。
したがって、これから先、少なくとも年内は今と同等の状況が続くことを前提に行動しないといけないと思うようになっています。

以前から、京都大学の山中教授も「1年は覚悟しないと」という発言をされていたのですが、今日になって大手のネットメディアでも報道されていたので”長期戦”の認識を新たにされた人も多いと思います。

企業や組織にしろ、個人・家庭にしろ、この長期戦を前提に、計画を作る必要があると認識を新たにしています。

PS
戦略について、インペリアル・カレッジ・ロンドンのレポートでは、
(a) suppression

(b) mitigation

の2つを挙げています。

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2020年04月07日

幸いにして

このブログを継続的に見てくださっている方がおられるとすれば、これまで私は、例えばオバマ大統領が広島で献花したときや、モリカケで加戸前愛媛県知事が国会答弁の席に立たれたときなど、その時々にリアルタイムで国の動きを見る時間をとってきたことを記憶していただいていることと思います。
緊急事態宣言が出されるという本日も、ほぼリアルタイムで確認しました。
国民向けの会見は夜7時からはじまり、民放全局もリアルに中継していたこともあり、視聴率は相当なものになったのではないかと思います。

他の皆さんの感想はわかりませんが、私の率直な印象は、”感情に訴えるところは安倍総理らしさがよく出ていた” と思います。つまり、ー東京オリンピックの招致の時などと同様ー これまでの政治家と比して強くアピールできていたと思います。
一方で、”具体性” や、そうした具体性を踏まえた ”将来の見通し” については、相変わらずよくわからないままだったと思っています。
これは、例えばアメリカなどで「これから、20万人以上の死者が出る」といったふうに、トランプ大統領が明確に言い切っていたのとはきわめて対照的だと思います。
仕事柄、このように数値や根拠を示して明快に言い切ることが大切だと思っている私のような人間にとって、今夜の会見もやはりややもやもや感は残りました。
(もやもや感といえば、8時を超えたあたりからMCの人が「次の予定がありますから、これまで」と何度も言ってっていたのですが、この会見以上に大切な次の用時ってなんだったんでしょう!?) 


今日、昼間の衆院議運委の質問も見ていたのですが、立憲民主党の枝野代表が質問した最後に「残念ながら、必ずしも正面からおこたえ頂けなかったことを、残念に思っています」と発言して退席されましたが、その言葉は私が思ったことと全く同一でした。
これまた、このブログをずっと読んでいただいている方からすれば意外なことと思われると思うのです。私自身、本来あってはならないことと、その時思ったくらいです。(笑

が、それくらい、首相の答弁が ”曖昧で的を外し続けたものであった” と私も感じたということです。
そうした昼間の答弁のあとの、午後7時からの会見でした。

そういえば、具体性の不足は安倍総理だけに限ったことではありません。
一昨日の日曜の朝の報道番組では、橋本徹さんと経産大臣が出演しておられました。橋本さんが具体的な指摘を矢継ぎ早にするのに比べて、経産大臣は具体性がないことをオームのように繰り返すだけだったことと、手がこちょこちょと常に動いていたことだけしか印象に残りませんでした。

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厭らしい皮肉のように聞こえると思うのですが、それが正直な感想なので、致し方ありません。

しかし、それはさておいて、私たちはもう好むと好まざるとにかかわらず、いまはリーダーと共に進むしかありません。
民主主義の国で、私たちがこの体制を作ってきたわけですから。

幸いにして専門家の方々が -もちろん、安倍首相はじめ、政府の方々も同じですが-  とても献身的に仕事をしてくださっていて頭が下がるばかりだと思っています。
ここで日本ブランドという言葉もあまり適切ではないかもしれませんが、世界水準でみても信頼のおける方々がこうして仕事をしていただけているのは、国民からすればとてもありがたいことだと思っています。
これからしばらくはみんなで困難な時間を過ごすわけですが、少しでもこうした前向きな側面に目を向けていきたいものです。

また、人との接触を8割減らすという行動目標 -ここは専門家の助言だと思います- はわかったので、それに努めていきたいと思います。


追伸
ニュースで見た、小池都知事のマスク。
この人も防護服と共に大量のマスクを中国に送った人です。手元にもうマスクがなくてたくさんの人が困っているこの時期に、こんなふうにお洒落な模様が入ったマスクを、この時期にする感覚が私にはよくわかりません。

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2020年04月06日

民のかまど

この週末、土曜日は私の事務所で打合せがありました。
事務所まではバスで向かいます。
乗り込んで一番後ろの席に座ってすぐに近くの窓を開けました。

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そのあとで気づいたのですが、私が開けた最後部の窓以外は全部閉まったままでした。上の写真でわかるように、晴れていて雨も心配ない日和です。
自治体には広報課だけでなく広聴課というセクションがあるので、これに関して思ったことを一市民の声として電話で伝えました。対応に出てくださった職員の方は、真摯に耳を傾けてくださいました。あとはどれだけ、現場に浸透するかですね。

昨日の日曜日は、一人で郊外にでかけました。
桜を眺めたいと思って出かけたのですが、気がつくと桜だけでなく、とても多くの花が周りに満ち満ちていました。

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他にもあるのですが、最後はチューリップ!



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ところで、明日は緊急事態宣言とともに、経済対策が発表されると思います。

経済対策については、「令和の民のかまど」と後に呼ばれるような施策が発表されることを願うばかりです。


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2020年03月30日

二つの訃報

1月28日に書いた「一寸先は闇」という記事で、私は、『けれどこれからしばらくは予断を許さないだろうし、個人的な思いでは、今回のことでもし日本人の死者が一人でも出たら、一人の納税者としてこの政権の仕事ぶりを再確認しないといけないと思っています。』と書きました。

これはもちろん、武漢ウィルスの災厄によって、たった一人の死亡者も出さないようにしようと思っていたわけではありません。むしろその逆で、これから相当多数の犠牲が出ると考えざるを得ないと思っていました。
ただし、311の震災が起こって以降、「安全保障」や「危機管理」についての意識が自分の中で、少しずつ高くなっていたと思います。そして、危機管理の世界では、被害者をゼロにはできないけれど、少しでも少なくすることを戦略的な目標にすることが常道だと理解できるようになってもいました。

そうした考えをもとに、『(こうなってしまった以上、どんな手立てをとったとしても一定数の犠牲者が出てしまうことは避けられないとはいえ、)やるべきことをしっかりやることで、「救えたはずの犠牲者」を出すようなことにならないでほしい』という気持ちから、「一寸先は闇」の最後を記していました。
その頃はまだ野党が桜の歌の大合唱ばかりしていたわけですが、まっとうな感覚を持つ人たちは相当な危機意識を有していたと思います。

そんな中、今日の午前中に志村けんさんが亡くなったというニュースに接しました。
先日、10歳以上年が離れた診断士の仲間と話していて、「(伊藤)先生は、ドリフ世代なんですね」といわれて初めて、ああ自分は年下の人達から見るとそんな年代なんだなと認識したりしていたのですが、たしかにそう思われるのが相応しいくらい、私たちの世代は物心ついたころからずっとドリフや志村さんにテレビで笑わせてもらって育ってきました。

それだけ身近だった志村けんさんが、ひょっとしたら「救えたはずの犠牲者」の一人だったのじゃないかと思うと、とても悲しい気持ちです。


もう一つ、訃報がありますす。
加戸前愛媛県知事が、3月21日に亡くなりました。
メディアではほとんど、取り上げられていませんが。

RIP

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2020年03月27日

余暇をどう使うかは。

武漢ウィルスによる災厄が、全世界に多大な影響を与えています。
当然のことながら、私の周りにも大いに影響が及んでいます。
まず、3月に私が主催する予定だったイベントを2つ、中止しました。ひとつは、こちらです。

その他にも、主に研修の仕事で中止もしくは延期が複数あります。
当初は飲食店などへの影響が大きいと言われていましたが、この間、私の釣り仲間である歯医者さんに聞いたらそちらでも客数減少とのことだったので、今回はあらゆる分野でマイナスの影響が出ていることは間違いありません。
多くの人と同様に、私はすでにもうリーマンショックを超える景気後退だと思っているのですが、政府は「リーマン級の出来事が起こったら消費増税について再検討する」と言っていたので、今それを実行しないとすれば国民に対して嘘を言っていたことになるのでは!? などと思ったりもします。
ちなみに、減税については週明けの月曜に与党の一部議員が記者会見を開くといった発信もあるので、そうした動きに期待したいと思っています。

といったことで、個人的には自由になる時間が増えており、というか増えてしまっています。
もう一方で、年明けから ”俄か自転車乗り” になったことで、自由に遠出ができるようにもなりました。

そんなこんなで、今週は事務所での仕事の合間に、ポタリングしながら少し遠出してのランチが増えました。

一昨日でかけたのは、こんなところです。
落ち着いた部屋で、コロナを伝えるテレビニュースもなく、のんびり過ごしました。

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そのあとは、館内をゆるりと見学。
大好きな「金田一幸助シリーズ」に出てくるようなステンドグラスが美しい。

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エルバート・ハバートという人は、「余暇をどう使うかは、人格を試すテストである」と言ったそうですが、このような時間の使い方なら許される範囲内じゃないかな、と思ったり。

事務所近くに戻ってくると、広場はやっぱり若い人で大賑わいでした。

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2020年03月24日

因果応報

昨日、週明けの月曜は快晴。
とっても気持ちの良い、週のスタートでした。

私は事務所に向かう前にいつもお参りしている神社で今回の武漢ウィルス災厄が一時でも早く収束することをお願いしてそのあと仕事をスタートさせたのですが、春の日差しが確実に私たちの身の回りに満ちはじめていることを実感できたのがちょっとうれしかったです。

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午後からは、姫路市内の顧問先さまの訪問でした。


少し早めについたので、自転車に乗って近くをひとっ走り。
この災厄がなければ観光客でいっぱいのはずなのですが、やはり閑散としていて、人力車のお兄さんもお客さんをなかなかつかめない様子でした。

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ところで、昨日までの3連休の間には、私が住む神戸と大阪の間の移動を自粛してほしいとの要請が出されていました。
個人的には、大阪府知事の吉村さんについては日頃からツィッターをちょくちょく見ているので、彼の真剣さは私なりに理解しているつもりです。
一方、兵庫県の井戸知事については、これまでほとんど関心を持ったことがありませんでした。ただし、先月、ほぼ初めてこの方について考えました。中国にマスクを100万枚送ったというニュースを聞いたからです。率直に言って、そのとき、唖然としました。

いま、私の手元にあるマスクはもう残り少なくなっています。
この仕事をしていると、お客さんとお会いしなければいけなくて、中にはマスクをかけてほしいと強く要望されるお客さんもおられるので ―それは当然のことだと思いますー 私もそうしたいと思うのですが、ただほんとに残りがもう少なくなってしまっていてどうしたらいいのかと困ってしまっています。

こんな状況の中、兵庫県が備蓄していたマスクが120万枚あって、そのうちの100万枚を井戸知事が中国に勝手に送ってしまって・・・って聞くと、非常に残念な気持ちというか、情けなくなってしまいます。
これが私の住む県の知事がしたことなんですよね。

正直にいって、ずっと兵庫県民であるにも関わらず私はこれまで兵庫県知事選挙にほとんど行ってはいませんでした。
因果応報ですね。










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2020年03月15日

令和2年の早春の週末

金曜日、事務所での仕事の合間に出かけてみると、近くの公園は若い子でいっぱいでした。

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同じ日の夜、三ノ宮で会食をしました。
午後6時過ぎに店に入ったときは私たちのグループだけでした。やっぱりお店にでかけるのを控えているからガラガラのままなのかなと思っていたのですが、7時半ころに周りを見渡してみると、20代のグループでいつの間にやら満席になっていました。
ひょっとしたら若い人たちは、私たちほどには心配していないのかもしれません。


その後、土曜日曜と中小企業診断士の資格登録のための報告書作成が佳境です。

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2020年03月07日

居酒屋会議

昨日は、コンサルティング仲間との企業訪問の初日でした。
朝9時に私の事務所に集合して自己紹介などしたあと、昼からは企業先さまへ。

中には製造業の現場を初めて診る方もいらっしゃったりしたのですが、しっかりヒアリングできたと思います。

電車で梅田まで戻った後は、振り返りの会議を居酒屋で。

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今でもたまに見るほどのストロベリーナイト・フリークとしては、外せないところ。
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2020年03月05日

声なき侵略

今回の武漢ウィルスの災厄については、改めていろいろと考えさせられるところが多いです。

まず、今日のニュースで、ようやく政府が中国と韓国からの入国を全面的に規制するというニュースが報じられました。
2月14日の「三拍子」という記事で、「多くの一般国民がずっと前から思っているように、なぜ中国本土すべてからの入国制限を未だにできないのでしょう?」と記しましたが、そこからもさらに2週間を要しました。
ほんとうにやっとです。
その時の記事でも記したように、いまさらもう遅いという感覚は十分にありますが、それでもやらないよりはやったほうがいいと思います。

多くの方と同様に、私もコロナ・ウィルスの情報は日々、出来る限りチェックしています。
その中には、「いまさら中国全土からの入国制限をしても ”合理的な” 成果は見込めない」とする説もあります。
もちろん、その考えにも一理あると思います。けれど他方でより強く思うのは、「人は合理的な理由だけで行動できるわけではない」、というよりむしろ、「こんな状況だからこそ、人は感情や情意に基づいて行動する」ことが多くなるのだと思います。そうした「感情や情意」にアピールするためにも、いまさらではあるけれど、やるべきはやったほうがよいという考えです。


一方で、この報に接して改めて情けない気持ちにもなりました。
やはり、現政権は周近平来日を慮って、中国全土からの全面的な入国制限に踏み切らなかった(踏み切れなかった、というより)のでしょう。
これまではそう思ってはいても状況証拠ばかりだったので、そうあってほしくない気持ち ー希望的な観測ですー も一方で残っていました。
けれど、今日、周近平来日延期と中国全土からの入国制限を同時に発表したのは、あまりにあからさまだったのじゃないかと思います。

私は以前の記事で、国の運営も会社の経営も同じと書きました。
その観点から企業人の世界に例えてみれば、今回のできごとはこんなことじゃないでしょうか。

「企画部でずっとがんばっている部員(私たち一般の日本国民)の多くが、今の売り方じゃまずいと思っています。だから、マーケティング的にもっと違った販売方法を上司を通じて会社に提案し続けてきました。けれど、私たちの上司の部長は、将来、自分(企画部長さん)よりも先に取締役になりそうで、さらには社長にもなってしまいそうな営業部長に遠慮して、企画部員の皆さんの意見を会社に提案したりはしませんでした」

こうした状況を仕事現場で体験すれば、本当にがっかりしてしまうのではないでしょうか。
それと同じことが、 ”全国民の命と引き換えに” 起こっていたと考ざるを得なかったのではないかと思い、改めて「情けない気持ち」になったと思うわけです。
もちろん、決定的な証拠はいまだになく、状況証拠が増えて”疑惑はさらに深まった”としか言えないわけですが。

しかしまぁ、面白いというかなんというか。
与党もそうですが、新聞(一部を除く)もテレビも、そして野党もみな、「中国全土からの入国禁止・制限」を全く声にしなかったわけです。
中国からの声なき侵略が、いかに浸透してるかがはっきりわかります。
笑い事じゃないんですけどね。





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